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AMOUR - Sex

セックスにおける男女平等?

INED(仏国立人口研究所)とINSERM(仏国立衛生医学研究所)の研究者らが、フランス人の性生活について実態調査を行い、そのレポートが出版され話題になったのは去年のことだ。
調査は、18歳から69歳までの無作為に選んだ男女約1万2千人を対象に、2005〜06年に行われたもので、このレポートは1970、1992年当時のデータと比較されている。
したがって、おのずと浮き彫りにされるナニカがあるハズだが──果たして、どうだろう?

─ 初体験の年齢
男性:17.2歳、女性:17.6歳。この結果を見れば分かるとおり、男女の年齢にそれほど差はなくなってきた。半世紀前と比べると男性が1歳に対して、女性は3歳も若くなった。

─ これまでの性交渉人数
男性:11.8人(1970) → 11.0人(1992) → 11.6人(2006)
女性: 1.8人(1970) →  3.3人(1992) →  4.4人(2006)
ただし男性はセックスした人をすべて数えるのに対し、女性の大半は印象に残らない(愛のない)セックスは数に入れないらしい。

─ セックスの頻度
男女ともに月平均8.7回。1970、1992年のデータとほぼ変わらない数値である。
ここでは特に、決まったパートナーのいる50歳以上の統計がある。いまも性交渉が続いている女性は1970年ではほぼふたりにひとりだったのが、現在では90%の女性が続いている。男性は1970年には65%だったのが、1992年以降ほぼ100%に近い状態だ。
そのうち、回数としては女性で1992年には5.3回だったのが、現在では月に7.3回と大幅に増えた。ちなみに男性は7.2回で、やはり以前と同じであるという。

─ 同性とのセックス経験
男性:4.1%、女性:4.0%が、すでに同性とのセックスを経験。ここでも男性の数値は過去と変わらないが、女性のほうは1992年に2.6%だったのに対して、大幅に増えている。
年齢ごとに見ていくと、1950年代生まれ以前、すなわち現在50歳以上の世代ではこのような経験がぐっと減るほか、あるいは都市部在住や高学歴の人に経験者が多いなどの統計も見られた。

─ セックスに準ずる性的行為
世代・意識の問題や経験不足などさまざまな理由で、セックスそのものと比べると一般的とは言えない。と、いうことを前提に行われた調査結果は?
マスターベーション:男性の90%が経験しているのに対し、女性は60%。ちなみに1970年の調査では女性は16%であった。
オーラルセックス:男女ともに経験者は80%を超えた。
ところで、5人にひとりの女性がポルノ映画を定期的に観ると答えている。

─ そのほか、セックスの満足度、行為への欲求の度合いについてや、新たに出会い系サイトについての調査も行われた。

以上、みなさんはこの推移をどう思う?
こうして数値だけを追っていくと、おおよそセックスに関する女性の意識が解放され、行為の頻度が男性のそれに迫る勢いだと窺える。次にまた同様の調査を行ったとしたら、さらに数値は近づくかもしれない。
もちろん、それ自体は否定しない。けれども。
男性目線の報道だけは、なんとかなりませんか?(笑)

Vie-style編集部

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