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【EXPOレポート】 フランスマンガ短編集『Amuse Bouche』展覧会
オープニングパーティー その2

ひと息つくと、さっそくおしゃべりが始まる。

オレリアから、同じくアンソロジーに参加した女性BD作家、カリーヌ・ベルナドゥ(写真右)とオロール・プティ(写真左)を紹介してもらう。彼女たちはともに27歳の仲良し同士。学生時代からの付き合いがあるそうだ。ショートの黒髪にふさわしく(?)キリッとした語り口のオロールと、横でニコニコしているカリーヌはいいコンビと見た。日本で紹介したいと告げると、たいへん喜んでくれた。
ほかにも、友人知人に遭遇し、おしゃべりに夢中になっていたら、いつのまにかサイン会が始まっているではないか。しまった!と、さっそく本を購入し、人が退けるまでの間(だって人が多すぎ!)、やっと展示に目を向け始めた──

本の原稿と、いくつかイラストのような絵画のような、本には掲載されていない作品が並ぶ。価格は150〜300ユーロ程度。デジタル出力のものが多い(最近では生原稿を探すほうが難しい)。カジュアルな値段なので、若者でも気軽に購入できるだろう。
BD原稿の売買は、フランスではわりと一般的なのである。

サイン会はギャラリー内の2カ所に分けて行われていた。ファンとおしゃべりしながら、作家たちが丁寧にイラストを描いてくれる。和気あいあいといった感じだ。
実はフランスでは、作家自身がわりと頻繁にサイン会、すなわち営業を行う。毎月、どこかしらの地方でBDフェスティバルが開催されるほか、書店主催のイベントも多い。こうした展覧会の場合もそうだ。
いつも思うのは、作家への敷居が高い日本の読者と比べて、フランスの読者は羨ましいなあということ。そしてそれは作家サイドにも言える。イベントやパーティーで同席する機会が多く、横の繋がりが出来やすい環境にあるのだ。

このことは、クリエイティブな面でも効果がある。ディスカッションすることで新たなアイディアが出てきたり、あの作家とこの作家がコラボ!?なんていう夢みたいな話も、そういう場から生まれたりするからだ。もちろん、作家同士の情報交換も大切なことだと思う。

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