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Bouquinistes du Quai de Seine
【Vie-style.TV】パリ・セーヌ川のブキニスト

ブキニストとは、露天の古本屋のことで、特にパリのセーヌ川沿岸に並ぶ店を指す。晴れた日に、おなじみの緑色のブキニストの屋台の連なりを冷やかしながら、のんびりと散歩するのはとても気分がいい(ただし平日に限る:写真参照)。

統計では現在、50万冊の古本と、数えきれないほどの版画や古雑誌を扱っているそうだ。代々受け継がれた品々もあるのだろう。時々、とんでもなく貴重なものが見つかるらしい。
とはいえ、近年は観光客目当ての店主が増え、土産物やポスター、ポストカードを売る店が急増。値段もそれなり(?)になってしまった。それでもパリへ来たのなら、一度は足を運ぶべき! パリ市民に愛され、ともに在るのだから。

歴史は16世紀初頭まで遡る。時の政府の弾圧など紆余曲折を経て、18世紀末のフランス革命後、アカデミー・フランセーズの辞書に初めてこの言葉が取り上げられたという。
19世紀中期になると、ヴィクトル・ユーゴー『Les Misérables(レ・ミゼラブル/ああ無情)』を始めとして、フランス文学花盛りの時代となる。出版社も次々と設立され、そういう流れのなか、ブキニストたちはようやくパリ市から屋台営業権を得て、徐々にその数を増やしていった。
いま見られるあの緑色の屋台は、1993年当時パリ市長だったジャック・シラクがサイズを細かく規定。セーヌ川の欄干から、屋台を畳んだ時はセーヌ川サイド60cm、歩道側は35cmの高さまで。開いた時は〜云々など、もちろん幅も決まっている。
このような規定は、景観を守る上で欠かせないと言える。パリ市のこうした姿勢は素晴らしい。

というわけで、ブキニストの風景をVie-styleがお届けします!
少しでもパリの空気が伝わるといいな、と願いつつ。
撮影は土曜日、晴天の夕方にさしかかった頃──なので、たいへん賑やかです!

Vie-style編集部

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